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2025年1月

2025年1月 7日 (火)

2024年度日本遺跡学会全国大会開催のお知らせ(第2報)

日本遺跡学会では、下記のとおり全国大会を開催します。今年度はシンポジウムに加え、研究や実践事例の口頭発表会も開催します。また、2日目に実施する口頭発表会・シンポジウムの聴講は非学会員も参加できます。ぜひ、日本遺跡学会の全国大会にご参加ください。

Qrcode  大会の参加受付を開始しました! 現地見学会、懇親会、口頭発表会・シンポジウムの参加を事前にお申し込みください。

→ 大会参加申し込み 

  ※ネット環境などにより申し込みができない場合は、お手数ですがメールでお知らせください。

1 開催日 2025年2月1日(土)~2月2日(日)

2 開催地 奈良文化財研究所(〒630-8002 奈良県奈良市二条町2丁目9−1)

3 日 程

≪1日目 2025年2月1日(土)≫ 学会員と学会員に引率された非学会員の学生が参加できます。

 13:00~13:15 現地見学会受付 奈良文化財研究所正門前 集合     

 13:15~17:00 現地見学会出発 平城宮跡の中を回りながら、遺跡学の論点を議論します。

 18:00~20:00 懇親会 「彩どり正よし」 近鉄大和西大寺駅北口より徒歩5分

             参加費 一般:5,000円  学生:2,000円 ※参加費は会場で集めます。       

≪2日目 2025年2月2日(日)≫ 非学会員も参加できます。

 9:15~      大会参加受付           

 9:30~12:00 口頭発表会(大会議室)      

12:30~13:00 総会(大会議室)

13:30~16:00 シンポジウム(大会議室)「遺産保護研究の方法論を考える」

 

4 口頭発表会

口頭発表1(9:30~10:00)

 大國晴雄(石見銀山研究会事務局長),新川 隆(石見銀山世界遺産センター),尾村 勝(石見銀山世界遺産センター)

 「石見銀山遺跡の地名(字名)・遺構の統合的研究」

 キーワード:世界遺産の調査研究、地名に残る中近世鉱山の痕跡、近代鉱山の施設と遺構、地籍調査と地域史研究、地下の遺構と地上の遺構

口頭発表2(10:00~10:30)

 牧野雅司(舞鶴工業高等専門学校人文科学部門教授),毛利聡(舞鶴工業高等専門学校建設システム工学科准教授)

 「第三海軍火薬廠跡の調査と課題」

 キーワード:海軍、戦争遺跡、舞鶴、近代、3次元測量

口頭発表3(10:30~11:00)

 曽根 俊則(株式会社ジーン APP開発部 部長)

 「デジタル化と3D映像による出土遺物観察・鑑賞体験」

 キーワード:デジタル,VR3D,活用,アーカイブ

口頭発表4(11:00~11:30)

 山中鹿次(NPO法人近畿地域活性ネットワーク代表)

 「古墳を活かした地域活性-近畿(関西)地方を中心にして-」

 キーワード:古墳,地域活性,近畿(関西)

口頭発表5(11:30~12:00)

 小野健吉 (大阪観光大学観光学部特任教授)

 「明日香村において遺跡整備が創った風景に関するオンラインアンケート調査」

 キーワード:明日香村,風景,遺跡整備,石舞台古墳,飛鳥宮跡

 

5 大会シンポジウム 「遺産保護研究の方法論を考える」

日本遺跡学会の趣旨説明にも述べられているように、遺跡を次世代へ継承していくためには、我々は現代社会の中で遺跡とは何か、遺跡をどのように保存・活用するかを、学際的、国際的なレベルで研究し、ひいては遺跡の本質と、現代あるいは将来におけるあるべき姿を体系化していく必要があります。これまでの遺跡学会においては、その方法について様々な実践報告が行われてきました。一方で、「何を」「いかに」研究すれば、将来のあるべき姿の明確化へつながるのか、その研究方法については必ずしも十分に議論されているとはいえません。今後、遺跡学会が社会において果たしていくべき役割を考え、本シンポジウムでは我々はどのように研究に取り組めば良いのか議論し、今後の研究の方向性を展望します。

13:30~13:35 主催者挨拶 日本遺跡学会 会長 坂井秀弥

13:35~13:45 趣旨説明 伊藤文彦/三重県

13:45~14:15 講演1 和泉大樹/阪南大学

            「遺産保護研究の1つの方向性私たちは何を明らかにしたいのかー」

14:15~14:45 講演2 今野公顕/岩手県立大学大学院、盛岡市

            「市民の誇りの醸成に寄与する史跡保存整備活用の一例の研究-岩手県盛岡市の史跡志波城跡の事例をとおして-」

14:45~15:15 講演3 脇園大史/筑波大学大学院・日本イコモス

            「遺産から遺跡へ―保護研究の視点とその方法論」

15:15~15:20 休憩

15:20~16:00 パネルディスカッション 
            コーディネーター:伊藤文彦
            パネラー:和泉大樹、今野公顕、脇園大志            

6 大会参加資格

(1)現地見学会・懇親会

   学会員であることが必要です。ただし、学会員に引率された非学会員の学生も参加を認めます。

(2)口頭発表参加資格

   発表者または筆頭者が遺跡学会員であることが必要です。

   ただし、学生は共同発表者の内、一名が正会員であれば発表者または筆頭者と認めます。

(3)口頭発表会、シンポジウムの聴講

   非遺跡学会員も参加できます。

7 大会参加費 無料

8 参加申込方法

(1)口頭発表 

  口頭発表の申し込みは締め切りました。  

(2)現地見学会、懇親会、口頭発表会・シンポジウムの聴講

  以下の申し込みリンクから事前にお申し込みください。

  大会参加申し込み

  ただし、大会2日目の口頭発表会・シンポジウムは、当日飛び入り参加を認めます。

9 問い合わせ先

 ・メールでの問い合わせ;isekig_nabunken@nich.go.jp 全国大会担当(伊藤文彦)あて

 

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