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大会情報

2025年1月 7日 (火)

2024年度日本遺跡学会全国大会開催のお知らせ(第2報)

日本遺跡学会では、下記のとおり全国大会を開催します。今年度はシンポジウムに加え、研究や実践事例の口頭発表会も開催します。また、2日目に実施する口頭発表会・シンポジウムの聴講は非学会員も参加できます。ぜひ、日本遺跡学会の全国大会にご参加ください。

Qrcode  大会の参加受付を開始しました! 現地見学会、懇親会、口頭発表会・シンポジウムの参加を事前にお申し込みください。

→ 大会参加申し込み 

  ※ネット環境などにより申し込みができない場合は、お手数ですがメールでお知らせください。

1 開催日 2025年2月1日(土)~2月2日(日)

2 開催地 奈良文化財研究所(〒630-8002 奈良県奈良市二条町2丁目9−1)

3 日 程

≪1日目 2025年2月1日(土)≫ 学会員と学会員に引率された非学会員の学生が参加できます。

 13:00~13:15 現地見学会受付 奈良文化財研究所正門前 集合     

 13:15~17:00 現地見学会出発 平城宮跡の中を回りながら、遺跡学の論点を議論します。

 18:00~20:00 懇親会 「彩どり正よし」 近鉄大和西大寺駅北口より徒歩5分

             参加費 一般:5,000円  学生:2,000円 ※参加費は会場で集めます。       

≪2日目 2025年2月2日(日)≫ 非学会員も参加できます。

 9:15~      大会参加受付           

 9:30~12:00 口頭発表会(大会議室)      

12:30~13:00 総会(大会議室)

13:30~16:00 シンポジウム(大会議室)「遺産保護研究の方法論を考える」

 

4 口頭発表会

口頭発表1(9:30~10:00)

 大國晴雄(石見銀山研究会事務局長),新川 隆(石見銀山世界遺産センター),尾村 勝(石見銀山世界遺産センター)

 「石見銀山遺跡の地名(字名)・遺構の統合的研究」

 キーワード:世界遺産の調査研究、地名に残る中近世鉱山の痕跡、近代鉱山の施設と遺構、地籍調査と地域史研究、地下の遺構と地上の遺構

口頭発表2(10:00~10:30)

 牧野雅司(舞鶴工業高等専門学校人文科学部門教授),毛利聡(舞鶴工業高等専門学校建設システム工学科准教授)

 「第三海軍火薬廠跡の調査と課題」

 キーワード:海軍、戦争遺跡、舞鶴、近代、3次元測量

口頭発表3(10:30~11:00)

 曽根 俊則(株式会社ジーン APP開発部 部長)

 「デジタル化と3D映像による出土遺物観察・鑑賞体験」

 キーワード:デジタル,VR3D,活用,アーカイブ

口頭発表4(11:00~11:30)

 山中鹿次(NPO法人近畿地域活性ネットワーク代表)

 「古墳を活かした地域活性-近畿(関西)地方を中心にして-」

 キーワード:古墳,地域活性,近畿(関西)

口頭発表5(11:30~12:00)

 小野健吉 (大阪観光大学観光学部特任教授)

 「明日香村において遺跡整備が創った風景に関するオンラインアンケート調査」

 キーワード:明日香村,風景,遺跡整備,石舞台古墳,飛鳥宮跡

 

5 大会シンポジウム 「遺産保護研究の方法論を考える」

日本遺跡学会の趣旨説明にも述べられているように、遺跡を次世代へ継承していくためには、我々は現代社会の中で遺跡とは何か、遺跡をどのように保存・活用するかを、学際的、国際的なレベルで研究し、ひいては遺跡の本質と、現代あるいは将来におけるあるべき姿を体系化していく必要があります。これまでの遺跡学会においては、その方法について様々な実践報告が行われてきました。一方で、「何を」「いかに」研究すれば、将来のあるべき姿の明確化へつながるのか、その研究方法については必ずしも十分に議論されているとはいえません。今後、遺跡学会が社会において果たしていくべき役割を考え、本シンポジウムでは我々はどのように研究に取り組めば良いのか議論し、今後の研究の方向性を展望します。

13:30~13:35 主催者挨拶 日本遺跡学会 会長 坂井秀弥

13:35~13:45 趣旨説明 伊藤文彦/三重県

13:45~14:15 講演1 和泉大樹/阪南大学

            「遺産保護研究の1つの方向性私たちは何を明らかにしたいのかー」

14:15~14:45 講演2 今野公顕/岩手県立大学大学院、盛岡市

            「市民の誇りの醸成に寄与する史跡保存整備活用の一例の研究-岩手県盛岡市の史跡志波城跡の事例をとおして-」

14:45~15:15 講演3 脇園大史/筑波大学大学院・日本イコモス

            「遺産から遺跡へ―保護研究の視点とその方法論」

15:15~15:20 休憩

15:20~16:00 パネルディスカッション 
            コーディネーター:伊藤文彦
            パネラー:和泉大樹、今野公顕、脇園大志            

6 大会参加資格

(1)現地見学会・懇親会

   学会員であることが必要です。ただし、学会員に引率された非学会員の学生も参加を認めます。

(2)口頭発表参加資格

   発表者または筆頭者が遺跡学会員であることが必要です。

   ただし、学生は共同発表者の内、一名が正会員であれば発表者または筆頭者と認めます。

(3)口頭発表会、シンポジウムの聴講

   非遺跡学会員も参加できます。

7 大会参加費 無料

8 参加申込方法

(1)口頭発表 

  口頭発表の申し込みは締め切りました。  

(2)現地見学会、懇親会、口頭発表会・シンポジウムの聴講

  以下の申し込みリンクから事前にお申し込みください。

  大会参加申し込み

  ただし、大会2日目の口頭発表会・シンポジウムは、当日飛び入り参加を認めます。

9 問い合わせ先

 ・メールでの問い合わせ;isekig_nabunken@nich.go.jp 全国大会担当(伊藤文彦)あて

 

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2024年9月27日 (金)

2024年度日本遺跡学会全国大会開催のお知らせ(第1報)

日本遺跡学会では、下記のとおり全国大会を開催します。今年度はシンポジウムに加え、研究や実践事例の口頭発表会も開催します。また、2日目に実施する口頭発表会・シンポジウムの聴講は非学会員も参加できます。ぜひ、日本遺跡学会の全国大会にご参加ください。

 

1 開催日 2025年2月1日(土)~2月2日(日)

 

2 開催地 奈良文化財研究所(〒630-8002 奈良県奈良市二条町2丁目9−1)

 

3 日 程

≪1日目 2025年2月1日(土)≫

 12:30~13:00 エクスカーション受付      

 13:00~17:00 エクスカーション:平城宮跡の中を回りながら、改めて遺跡学の論点を考えます。

 18:00~20:00 懇親会             

≪2日目 2025年2月2日(日)≫

 9:15~      大会参加受付           

 9:30~11:30 口頭発表会(大会議室)      

12:30~13:00 総会(大会議室)

13:30~13:45 シンポジウム受付(大会議室)  

13:45~16:15 シンポジウム(大会議室)「遺産保護研究の方法論を考える」

 

4 口頭発表会

 遺跡学会員の研究発表 ・ 研究経過 ・ 実践事例 ・ 技術報告などに関する口頭発表会を開催します。発表者は広く遺跡学会員から募集します。

 ・1人あたり30分間 (発表20分、質疑10分)

 ・発表希望者は事前にフォーマットに基づき発表要旨を作成して事務局へ提出してください。(詳細は「8参加申込方法」参照)

 ・発表者または筆頭者が遺跡学会員であることが必要です。

  ただし、学生は共同発表者の内、一名が正会員であれば発表者または筆頭者と認めます。

 

5 大会シンポジウム

「遺産保護研究の方法論を考える」

日本遺跡学会の趣旨説明にも述べられているように、遺跡を次世代へ継承していくためには、我々は現代社会の中で遺跡とは何か、遺跡をどのように保存・活用するかを、学際的、国際的なレベルで研究し、ひいては遺跡の本質と、現代あるいは将来におけるあるべき姿を体系化していく必要がある。これまでの遺跡学会においては、その方法について様々な実践報告が行われてきた。一方で、「何を」「いかに」研究すれば、将来のあるべき姿の明確化へつながるのか、その研究方法については必ずしも十分に議論されているとはいえない。今後、遺跡学会が社会において果たしていくべき役割を考え、本シンポジウムでは我々はどのように研究に取り組めば良いのか議論し、今後の研究の方向性を展望したい。

13:30~13:45 受付開始     

13:45~13:50 主催者挨拶 日本遺跡学会 会長 坂井秀弥

13:50~14:00 趣旨説明 伊藤文彦/三重県

14:00~14:30 講演1 脇園大史/筑波大学大学院・日本イコモス事務局

14:30~15:00 講演2 今野公顕/盛岡市・岩手県立大学大学院総合政策研究科

15:00~15:30 講演3 和泉大樹/阪南大学

15:30~15:35 休憩

15:35~16:15 ディスカッション コーディネーター 伊藤文彦

 

6 大会参加資格

(1)口頭発表会参加資格

   発表者または筆頭者が遺跡学会員であることが必要です。

   ただし、学生は共同発表者の内、一名が正会員であれば発表者または筆頭者と認めます。

(2)口頭発表会、シンポジウムの聴講

   非遺跡学会員も参加できます。

 

7 大会参加費 無料

 

8 参加申込方法

(1)口頭発表会 

 ・12月 2日(月)17:00 申込締切 別添参加申込書により申し込む。

                 口頭発表申込書:ダウンロード

 ・12月23日(月)17:00 要旨集原稿の締切 発表要旨集の原稿を別添原稿フォーマットを利用して作成し、送付。

                 発表要旨集原稿フォーマット:ダウンロード

 ・口頭発表申込方法

  メールアドレス:isekig_nabunken@nich.go.jp 全国大会担当(伊藤文彦)あて

  メールの表題:全国大会 口頭発表会 申し込み (氏名) 

(2)口頭発表会、シンポジウムの聴講

 ・事前申込不要、当日入口で所属・氏名・連絡先を記入する。

 

9 問い合わせ先

 ・メールでの問い合わせ;isekig_nabunken@nich.go.jp 全国大会担当(伊藤文彦)あて

2024年3月12日 (火)

2023年度大会のお知らせ

日本遺跡学会では下記の通り大会を実施いたします。

■期 日 2024年3月23日(土)
■会 場 オンライン開催

■テーマ 「社会のなかの遺跡学 ―日本遺跡学会設立20周年に際して」

 日本遺跡学会はその設立趣意書に示されるように、現代社会の中で遺跡とは何か、遺跡をどのように保存・活用するかを研究、体系化することを掲げ、活動をおこなってきました。
 今日、日本社会は人口減少・過疎化が一層進み、相次ぐ災害、感染症流行を経て、私たちは設立当初とは大きく異なる情勢、価値観のもとに生活しています。このような社会において、遺跡はどのような存在といえるでしょうか、また私たち日本遺跡学会は、今後どのような活動によって、社会に貢献していくことができるでしょうか。設立20周年に際して会員有志で議論した内容を踏まえ、改めて議論を深めたいと思います。

■日 程
12:45 受付開始
13:00 開会挨拶 坂井 秀弥(大阪府文化財センター)
13:05 趣旨説明 高橋知奈津(奈良文化財研究所)
13:10~14:30 【報告1】
          ・『遺跡学研究』が取り扱ってきた論題
            伊藤 文彦(日本遺跡学会WG/三重県)
          ・日本遺跡学会WGでの議論
            今野 公顕(日本遺跡学会WG/盛岡市)
14:40~16:00 【報告2】
          ・遺跡と地域の現在
            米本 潔(文化遺産マネジメントラボ)
          ・観光という観点から遺跡を研究してみてわかったこと
            和泉 大樹(阪南大学)

            ※報告タイトルは全て仮題です。
16:10~17:30 【座談会】
          報告者4名+
          コメンテーター: 増渕 徹(京都橘大学 名誉教授)
                                 前川 歩(畿央大学)
          司会              : 高橋知奈津(奈良文化財研究所)

 

■申込方法 
総会・大会参加には、下記URLから事前申し込みが必要です。
後日、参加に必要なWEB会議のURL、ID、PWをご連絡いたします。

申込URL:https://x.gd/WJ943
申込期日:2023年3月21日(木)

 

※会員の皆様へ
 2023年度の総会は大会の前、11:30~12:00に同じくオンラインで実施します。
 ご参加いただけます方は、上記大会参加申込フォームで「総会」を選択ください。
 
 欠席の場合は、総会の委任状はオンラインで提出いただきたく、ご協力をお願いいたします。
 上記の、参加申し込みフォームにアクセスいただき、末尾に記載の委任状に関する項目にチェックください。

 

20231   20232

2023年1月20日 (金)

2022年度大会のお知らせ

日本遺跡学会では下記の通り大会を実施いたします。

■期 日  2023年35日(日) 1317

■会 場  オンライン開催
(総会・大会ともオンラインにて開催します。)

■テーマ 「遺跡保護の多様なあり方を求めて」

 文化財の確実な保存のため、特に重要な遺跡では、史跡指定とそれに伴う土地の公有化、整備が行われてきました。開発か保護かという戦後復興期に於いて、その方法が最善の策であったことは事実です。一方で、公有化により遺跡が地域から孤立し、地域の誇りや自信の源泉となりにくくなっているのではないでしょうか。

 また、史跡指定の際は物的証拠に価値が置かれ、整備活用もその歴史的事象(価値のメインとなる時代)をもとに専門家によっておこなわれます。それは、戦前の思想的な歴史学に基づいて行われた史跡指定を教訓としていることを忘れてはいけません。ただ、そうした史跡のあり方には、もっといろいろな方法があるはずです。明日香村や肥前名護屋城の魅力は、ある一時代の姿に復元された姿ではなく、そこへ行って感じる想像力のふくらみにあるのではないでしょうか。

 いつからか、多くの史跡で、土地の公有化と遺跡の歴史的事象以外の要素の排除、そして物的なかたちとして示す整備が、一律に行われるようになっています。整備として何かをつくらないと文化財の保存・活用とならないのか、活用という言葉が、何か脅迫的に受け止められているところもあるのではないでしょうか。公共の予算はこれからますます縮小し、ボランタリーに関わってきた地域社会も縮小する中で、今までと同じ方法での史跡の保護は限界に来ているように思います。

 そこで、日本遺跡学会が20周年を迎える今大会は、「遺跡保護の多様なあり方を求めて」をテーマに開催します。なぜ史跡のあり方は画一的になったのか、公有化以外に遺跡の守り方にはどのような方法が考えられるのか、日本各地での実践をもとに率直な議論を行いたいと思います。

■プログラム

12:45       受付開始
13:00~13:05 開会挨拶    坂井 秀弥(大阪府文化財センター)
13:05~13:10 趣旨説明    惠谷 浩子(奈良文化財研究所)
13:10~13:40 〔報告1〕 多賀城の事例
                 白崎 恵介(宮城県多賀城跡調査研究所)
13:40~14:10 〔報告2〕 大宰府の事例
                 入佐 友一郎(九州歴史資料館)
14:10~14:20 休憩

14:20~14:50 〔報告3〕 明日香村の事例
                 相原 嘉之(奈良大学)
14:50~15:20 〔報告4〕 宇治市の事例
                 杉本 宏(京都芸術大学)
15:20~15:30 休憩

15:30~17:00 〔座談会〕 報告者4名+
               コーディネーター 坂井 秀弥(大阪府文化財センター)
               コメンテーター  増渕 徹(京都橘大学)
                        城戸 康利(太宰府市文化ふれあい館)

■申込方法 
総会・大会参加には、下記URLから事前申し込みが必要です。
後日、参加に必要なWEB会議のURL、ID、PWをご連絡します。

申し込みURL:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf2Cnlo-zJei5Cl6MnALxG1jTXaGjNoYPxYsYHX2Uh8WnQA_g/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

 

※会員の皆様へ
 2022年度の総会は大会の前、11:30~12:00に同じくオンラインで実施します。
 ご参加いただけます方は、上記大会参加申込フォームで「総会」を選択ください。
 
 欠席の場合は、別途郵送しますハガキにて委任状の提出にご協力ください。

 

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2021年11月26日 (金)

2021年度遺跡学会大会等のご案内について

日本遺跡学会大会・総会へお申込みくださった皆様へ

ご登録いただきましたメールアドレスにウェブ会議URLをお送りいたしました。
もしお手元に届いていない場合は、下記事務局アドレスまでメールにてご連絡ください。

E-mail: isekig_nabunken [atマーク]nich.go.jp

2021年10月20日 (水)

2021年度大会のお知らせ

日本遺跡学会では下記の通り大会を実施いたします。

■期 日  2021年11月28日(日)
■会 場  オンライン開催
(総会・大会ともオンラインにて開催します。)
■テーマ 「復元という遺産」

 平成元年にはじまった「ふるさと歴史の広場」事業は、遺跡整備において画期をなすもので
あった。事業項⽬の柱のひとつとして「歴史的建造物の復元」がはじめて掲げられたからであ
る。これ以降、補助事業名は変わりながらも、平成という時代を通じて、⽇本各地に多くの復
元遺構がつくられてきた。
 復元遺構は、埋蔵された遺跡の価値をわかりやすく伝え、⼈々の遺跡への関⼼を醸成するこ
とに⼤きく寄与した。いっぽうで、復元という⾏為をめぐっては、復元根拠の確保や復元する
技術の選択、復元時期の決定など様々な課題が提⽰され、これまで継続して議論がおこなわれ
てきた。しかし、これら多くの議論の興味の中⼼は、それをどう復元し、つくるかにあったと
いえる。すなわち、それが復元され、つくられた後については、これまであまり関⼼がもたれ
ていなかったようにみえる。
 法的に半永久的に保護することが決められた史跡という空間において、その整備事業は、い
うまでもなく、事業を完遂することが終わりではなく、始まりである。復元においても、その
復元の是⾮、復元⽅法やつくり⽅と同等に、それがつくられた後のことも極めて重要である。
復元遺構が地域社会になにをもたらしてきたのか、地域社会とあるべき関係が築かれたの
か、復元遺構によって地域に固有な⾵景は創出できたのか、⽂化財とは異なる復元遺構をいか
に持続させていくのか、そもそも残していく必要があるのか等々、復元遺構がつくられた後に
検討すべき課題は少なくない。
 本⼤会では、復元をひとつの軸にして、約 30 年間の遺跡整備を⼀度振り返り、検証するこ
とで、これからの復元および遺跡整備のありかたを模索してみたい。

■日 程
12:50 【開会挨拶・趣旨説明】
      坂井 秀弥氏(日本遺跡学会会長)
13:00~17:30 

※講演タイトルは全て仮題です。

【基調講演】
「1990年代の復元整備とその思想」
      田中 哲雄氏(元東北芸術工科大学)

【講演1】
「復元と地域社会」 
      若狭 徹氏(明治大学)

【講演2】
観光からみた遺構の復元
      和泉 大樹氏(阪南大学)

【事例報告】
「みなでつくる遺跡空間 史跡梅之木遺跡の整備」
       佐野 隆氏(北杜市教育委員会)

【パネルディスカッション】
「復元という遺産」
コーディネーター:白崎 恵介氏(宮城県多賀城跡調査研究所)
 コメンテーター:本中 眞氏(奈良文化財研究所)
   パネラー:田中氏、若狭氏、和泉氏、佐野氏

17:30 【閉会】   

 

〇参加方法 
総会・大会参加には、下記URLから事前申し込みが必要です。
後日参加に必要なWEB会議のURL、ID、PWをお伝えいたします。

申し込みURL:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCTgR1qr5ZT3oHimH5dU76lKLftfG5Sr4-BTvQ_L_T0fn_tg/viewform

 

※会員の皆様へ
 2021年度の総会は大会の前、11:30~12:00に同じくオンラインで実施します。
 ご参加いただけます方は、上記大会参加申込フォームで「総会より参加」を選択ください。
 
 欠席の場合は、別途郵送しますハガキにて委任状の提出にご協力ください。

 

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2021年1月12日 (火)

オンライン研究会のお知らせ

日本遺跡学会 オンライン研究会

「遺跡のなかの民俗学」

 

趣旨

遺跡は、顕著な考古学的価値を持った時代に限らず、現在までのながい歴史の中での多様な内容や価値を有しています。遺跡の保存や整備活用は、それらを十分に理解したうえで取り組む必要がありますが、それぞれの地域の現在の営みと人々が地上や地下に残した痕跡である遺跡とは接点を見出しにくいものです。そうしたときに、民俗学の視点が入ることで現在と過去の遺跡とを地続きのものとしてとらえやすくなったり、遺跡そのものへの関心の広がりや保護の在り方の多様性にもつながったりするのではないでしょうか。

そこで、2020年度日本遺跡学会オンライン研究会は「伝承される遺跡」をテーマに開催します。学術的に見出される以前、遺跡は地域住民にどのように伝わってきたのか、民俗学と考古学を横断する視点から検討したいと思います。

 

1) 日時

 2021年3月6日 土曜日 13時~17時

 

2) 会場

 奈良文化財研究所からライブ配信

 

3) プログラム

13:00~13:10 オンライン状況の確認と趣旨説明

13:10~14:10 講演1 角南 聡一郎 氏(神奈川大学国際日本学部

          遺跡の民俗学あるいは伝承の考古学―重畳たるモノとコト―

14:10~14:50 報告1 伊藤 文彦 氏(三重県教育委員会)

          斎宮跡は"発見"されたのか―伝承の形成過程と遺跡―

14:50~15:30 報告2 山川 志典 氏(静岡県富士山世界遺産センター)

          語り継がれてきた場所―「話がある」ということに着目して―

15:30~15:45 休憩

 15:45~17:00 座談会 角南氏、伊藤氏、山川氏

              コーディネーター 惠谷 浩子(奈良文化財研究所)

              コメンテーター  菊地 暁 氏(京都大学人文科学研究所)

 

4) 参加申込

本研究会は会員・非会員ともに無料ですが、参加には事前申込が必要です。

以下のURLからの申込をお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/1N-AyfvPnXZACM4p3lYem4OYZQAkANk7Ua2YTm4EQink/edit

 

もしくはメールに「日本遺跡学会オンライン研究会 参加希望」を明記の上、

① お名前 ② ご所属 を記載し、isekig_nabunken☆nich.go.jpまでメールをお送りください。

(※☆を@に変更してください。)

今回は、Zoomのweb会議ツールを用いてオンライン開催をいたします。

お申し込みいただいた方には、後日ID/PW を通知させていただきます。

 

5)申込期日

2021年2月28日(日)まで

 

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※画像をクリックすると拡大されます。



 

2019年9月 7日 (土)

2019年度大会のご案内

史蹟名勝天然紀念物保存法100年記念シンポジウム

「国土をめぐる記憶の継承」

 

趣旨

 大正8年(191961日に史蹟名勝天然紀念物保存法が施行されてから、令和元年(2019)で100年を迎えました。この法律は現行の文化財保護法の前身のひとつにあたるもので、記念物(遺跡、名勝地、動物・植物・地質鉱物)の保護の取組が、日本で100年間おこなわれてきたことを意味しています。

 明治時代後期、日本では土地の開拓や道路の新設、鉄道の敷設など近代化が大規模に進められるようになり、また、神社合祀に関する勅令の行き過ぎた施行などによって各地で社殿の解体や社叢の伐採なども進みました。こうした社会動向の中にあって、日本に固有の遺跡や自然、風景などが破壊されていくことに対する危惧が高まっていったのです。そして、様々な検討を経て制定された史蹟名勝天然紀念物保存法は、極めて限られたものを指定して保存する制度とはいえ、日本において土地に結びついた記憶を広く保全するためにつくられた最初の包括的な制度と言うことができるでしょう。

 日本遺跡学会ではこの史蹟名勝天然紀念物保存法100年に当たり、記念物に対する保存・継承の歴史を振り返り、その意義と今後を広く議論する場として、史蹟名勝天然紀念物保存法100年記念シンポジウム「国土をめぐる記憶の継承」を開催します。

 

) 日時

 20191116日 土曜日 1230分~17

 

) 会場

 東京国立博物館 平成館大講堂

 

) 主催・後援(調整中)

主催:日本遺跡学会

後援:国立文化財機構、日本イコモス国内委員会、日本考古学協会、日本文化財科学会、全国史跡整備市町村協議会、全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会

協力:文化庁

 

) プログラム

12:30     開会あいさつ・趣旨説明

          坂井秀弥 [日本遺跡学会会長]

 

 第1部  講演会

12:351405 「遺跡保護制度の沿革と将来展望」

          和田勝彦氏 [公益財団法人文化財虫菌害研究所常務理事、元文化庁文化財保護企画室長]

14:051415 休憩

14:151515 「史蹟名勝天然紀念物保存法の時代―政治と文化財」

          高木博志氏 [京都大学人文科学研究所教授]

15:151530 休憩

 

 第2部  パネルディスカッション

15:301650 パネリスト 

           桂雄三氏 [日本ジオパークネットワーク理事、元文化庁主任文化財調査官(天然記念物部門)]

           増渕徹氏 [京都橘大学教授、元文化庁文化財調査官(史跡部門)]

           坂井秀弥氏 [奈良大学文学部教授、元文化庁主任文化財調査官(埋蔵文化財部門)]

         コーディネーター

           平澤毅氏 [文化庁主任文化財調査官(名勝部門)]

 

16:50     閉会あいさつ

17:30~19:30 情報交換会(会員のみ)

 

) 参加申込

本シンポジウムは会員・非会員ともに無料ですが、参加には事前申込が必要です。

会員の皆さまは、10月上旬に会報と共に出欠はがきを同封いたしますので、そのハガキでご連絡ください。

非会員の皆さまは、以下のURLからの申込をお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/1Ymm1Ma0C2uHg5kBl0EImPzp4h5UEdqcJMU9MLLMwPRA/edit

 

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2018年10月 4日 (木)

2018年日本遺跡学会大会のご案内

日本遺跡学会では下記の通り大会を実施いたします。
会員以外の方でも参加いただけますので、ふるってご参加ください。


■期 日 2018年11月17日(土)
■会 場 平城宮跡資料館講堂
■テーマ 「日本遺産を考える」

■日 程
12:30     受付開始
13:00~13:05 開会挨拶 増渕 徹氏
13:05~13:10 趣旨説明
13:10~16:50  

【基調講演】 
  村上 裕道氏(京都橘大学/文化庁地域文化創生本部)
「文化財の確実な継承策
 ‐これからの時代にふさわしい保存と活用とは‐」

【研究報告1】
  大梶 智徳氏(出雲市市民文化部 文化財課)
「日本遺産「日が沈む聖地出雲」の見どころと魅力発信事業について」

【研究報告2】
  米本 潔氏(元津和野町役場商工観光課
                                     (兼)津和野町教育委員会)
「日本遺産認定にみる文化財保護行政の問題点について
                  ~ 島根県津和野町の事例から~」

【研究報告3】
  杉本 宏氏(京都造形芸術大学)
「文化財と地域のこれから」

【パネルディスカッション】
  コーディネーター:増渕 徹氏
      パネリスト:村上 裕道氏
            大梶 智徳氏
            米本 潔氏             杉本 宏氏
18:00~20:00  情報交換会 (要事前申込)
【会員の皆様へ会場変更のお知らせとお詫び】

 昨春にお送りした会報第29号にて今年度の大会会場に
出雲市を予定している旨お伝えしましたが、事情により
急遽奈良市での開催とさせていただくこととなりました。
 大会関係の皆様、会員の皆様には、運営の不手際により
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
 詳細は会報第30号をご確認ください。

2017年11月 6日 (月)

2017年日本遺跡学会大会のご案内

日本遺跡学会では下記の通り大会を実施いたします。
会員以外の方でも参加いただけますので、ふるってご参加ください。
 
■テーマ「文化遺産とまちづくり-歴史まちづくり法による取り組み-」
■日時:2017年11月25日(大会)、26日(エクスカーション)
■場所:白河市立図書館会議室
■主催:日本遺跡学会
■共催:白河市教育委員会
 
第1日(11月25日)シンポジウム
 
12:30      受付開始
13:00〜13:05 開会挨拶 増渕 徹(日本遺跡学会長)
13:05〜13:10 開催地挨拶 鈴木 功(白河市建設部)
13:10〜14:00 【基調講演】(仮)文化遺産とまちづくり 
             有賀 隆(早稲田大学理工学術院)
14:00〜14:10 休憩
14:10〜14:50 【事例報告1】 白河市における歴史まちづくり
             鈴木一寿(白河市建設部文化財課)
14:50〜15:30 【事例報告2】 国見町における歴史まちづくり
             菊地弘美、大栗行貴(国見町まちづくり交流課歴史まちづくり推進室)
15:30〜16:10 【事例報告3】 磐梯町における歴史まちづくり
             白岩賢一郎(磐梯町慧日寺資料館)
16:10〜16:20 休憩
16:20〜17:20 【パネルディスカッション】
      コーディネーター:坂井秀弥(奈良大学)
      パネリスト:各登壇者、城戸康利(太宰府市)
17:20     閉会挨拶 日本遺跡学会副会長
18:30〜20:30 情報交換会(東京第一ホテル新白河)
 
第2日(11月26日) エクスカーション
 
8:30〜15:00 白河関跡、福島県文化財センター白河館、小峰城跡、
         南湖公園、白河駅周辺(道場門遺構、脇本陣、復元水車等)