2018年日本遺跡学会大会のご案内
【研究報告1】
米本 潔氏 杉本 宏氏
昨春にお送りした会報第29号にて今年度の大会会場に
出雲市を予定している旨お伝えしましたが、事情により
急遽奈良市での開催とさせていただくこととなりました。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
詳細は会報第30号をご確認ください。
2016年11月20日、今城塚古代歴史館を会場として、「古墳と
現代のつながり」をテーマに日本遺跡学会大会を開催しました。
当日は、いましろ大王の杜にてアートイベント「はにコット」が
開催され、午後からの講演・討論には一般の方も多くご参加
いただきました。
まさに、今城塚古墳が現代のアートイベントとつながって
いるこの現場で、古墳と現代社会のつながりについての
議論ができ、大変意義深い大会となりました。
今回の講演及び討議の内容は、来年度刊行の『遺跡学
研究』第14号に掲載予定です。ご期待ください。
最後に、今回の開催にあたり、多大なるご尽力を賜りま
した高槻市教育委員会の皆様に厚く御礼申し上げます。
来年度は福島県白河市での大会開催を予定しております。
2015年11月14日〜15日にかけ、沖縄県立博物館・美術館を主会場として、日本遺跡学会沖縄大会を開催しました。今回の大会は、沖縄考古学会との共催によるものです。
第1日目は、運営委員会・総会を開催のち、世界遺産にも登録されたグスクをめぐるエクスカーションを実施しました。 あいにくの曇空で、時に雨が激しく降ることもありましたが、エクスカーションの見学地は雨も上がり、中城城及び勝連城について実際の調査・整備を担当されている自治体担当者の方よりご説明を頂きました。 夜は沖縄考古学会関係者の参加もいただき、なごやかに懇親会を開催しました。 また、第2日目は、沖縄県立博物館・美術館講堂において、「グスク石垣の復元整備と課題」と題し、講演及び討議が行われました。 天候にも恵まれ、一般参加者の方も含め、100人弱の方にご参加をいただき、大会テーマに対する関心の高さがうかがえました。 午前中は沖縄におけるグスク全体を俯瞰した講演、午後は事例報告と続き、最後は総合討議として本土の石垣整備との比較も交えた議論が行われました。 グスクの石垣の調査・整備について、グスクの価値、保存整備に関する歴史的な変遷、現在の保存・整備の課題など幅広い議論がなされたシンポジウムとなりました。 今回の講演及び討議の内容は、来年度刊行の『遺跡学研究』第13号に掲載予定です。ご期待ください。 末筆となりましたが、今回の開催にあたり、多大なるご尽力を賜りました沖縄考古学会を中心とした沖縄大会実行委員会の皆様に厚く御礼申し上げます。 来年度は大阪府高槻市での大会開催を予定しております。 |
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11月14日〜15日開催の2015年度日本遺跡学会沖縄大会では、第一日目(14日)に史跡中城城跡、史跡勝連城跡へのエクスカーションを開催します。
会員外のみなさまにもご参加いただけます(事前申込制、参加費500円)。
先着順とし、定員に達し次第締め切らせていただきます。
ご希望の方は以下の手順でお申し込みください。
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電話、メール、FAXにて下記までお申し込みください。
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日本遺跡学会では、2015年11月14日〜15日にかけて、沖縄考古学会の共催により、沖縄県立博物館・美術館を会場に大会を開催いたします。
今年度の大会は会場確保の関係で下記へと変更いたしました。
会員のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
1.期 日
2015(平成27)年11月14日(土)~15日(月)
2.会 場
沖縄県立美術館・博物館講堂
3.テーマ
沖縄の文化と遺跡(仮題)
4.スケジュール案
◇11月14日(土) 【会場:美術館講座室(50名席)】
・運営委員会
・総会
・エクスカーション
◇11月15日(日) 【会場:講堂(212名席)】
・基調講演
・研究発表と事例発表
・パネルディスカッション
日本遺跡学会事務局です。
11月29日〜30日にかけて、日本遺跡学会東京大会「遺跡は何を
伝え続けられるか -貝塚からの情報-」が品川区立歴史館にて開
催されました。
会員以外に、一般からも多くのご参加をいただき、ケーブルテレビ品川さま
にもご取材頂きました。
また、2日目朝には大森貝塚遺跡庭園にて、現地見学が開催され、遺跡整
備のコンセプトや現状について解説されました。
今回の大会に合わせて、日本遺跡学会学会誌『遺跡学研究』第11号が
刊行されました。また、遺跡学に携わった先学たちのインタビュー集『遺
跡学の宇宙』も刊行され、ともに会員頒布/一般販売が開始されました。
これについては、後日別記事にてご紹介します。
今年度大会の様子は来年刊行の『遺跡学研究』第12号で詳しく特集されます。
また、来年の大会は沖縄県那覇市で開催予定です。
***日本遺跡学会では随時会員を募集しております。詳しくはこちら!
日本遺跡学会では下記の通り東京大会を実施いたします。
会員以外の方でも参加いただけますので、ふるってご参加ください。
「遺跡は何を伝え続けられるか -貝塚からの情報-」
*日時:2014年11月29日 14:00〜16:50
11月30日 9:00〜12:00
*会 場:品川区立品川歴史館講堂
*定 員:100 名
*主 催:日本遺跡学会
*参加費:無料 (資料代 500 円)
*問い合わせ先
〒630-8577 奈良県奈良市佐紀町 247-1
奈良文化財研究所景観研究室内 日本遺跡学会事務局
TEL : 0742-30-6816 / FAX : 0742-30-6841
E-mail : iseki-g@nabunken.go.jp
<プログラム>
第1日:11月29日 (土)
日本遺跡学会長挨拶 田辺 征夫
大会実行委員長挨拶 西田 健彦
■基調講演
震災復興と埋蔵文化財調査 禰冝田 佳男(文化庁文化財部記念物課)
貝塚から学ぶ現代生活 ー貝塚の重要性ー 岡村 道雄(奥松島縄文村歴史資料館)
第2日:11月30日 (土)
■現地見学
大森貝塚
■事例発表
里浜貝塚 菅原 弘樹(奥松島縄文村歴史資料館)
加曽利貝塚 村田 六郎太(元 千葉市立加曽利貝塚博物館)
■事例発表
大森貝塚 中野 光将(品川区立品川歴史館)
中里貝塚 中島 広顕(北区飛鳥山博物館)
■討論
現代生活と貝塚
進行:禰冝田 佳男
パネリスト:岡村 道雄、菅原 弘樹、村田 六郎太、中野 光将、中島 広顕